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新パソナ(新PASONA)の法則とは?ブログのアフィリエイト記事へどう活かすべきか

ブログにアフィリエイトリンクを貼っても、全然クリックされないわ!
どうすればクリックされて収益が発生するのかしら?

小島

理由はさまざま考えられます。
今回は記事の「訴求力」をアップさせる新パソナの法則を紹介しますね。

「これが欲しい」「このサービスを利用したい」と読者に思わせる力を訴求力と言います。

商品の宣伝や広告が効果的でたくさん売れる場合は訴求力が高く、逆に効果的でない場合は訴求力が低いと表現されます。

アフィリエイトリンクを貼ったにも関わらず購入されない場合は、まずはきちんと「読者が欲しいと思う宣伝になっているか」を考えてみましょう。

ここでは著名なマーケター神田昌典氏が提唱し、今なお多くの広告企業・宣伝者・アフィリエイターが利用している新PASONAの法則について紹介します。

目次

新PASONAの法則とは?

新PASONAの法則は、商品やサービスを売り出すためのセールスライティングの技法です。

商品を宣伝するにあたり、自分で記事の構成や展開を考えるのは時間も手間もかかります。

そのうえ、残念ながらアフィリエイトリンクを踏んでもらうまでつながらないことも多いです。

そこで、読者(購入者)の心理やマーケティングのテクニックを取り入れた型に当てはめることが重要です。

新PASONAの法則は、次の6つの流れで記事を展開していきます。

PーProblem(問題)
AーAffinity(親近感)
SーSolution(解決策)
OーOffer(提案)
NーNarrowingdown(絞込)
AーAction(行動)

これらの各アルファベットの頭文字をとって新PASONAの法則と呼びます。

小島

旧PASONAの法則については、記事後半で紹介しますね。

この新PASONAの法則で記事を書けば、きっと買い手の感情を動かす購買率の高い文章が書けるはず。

それではひとつずつ例文と一緒に解説します。

P【Problem(問題提起)】問題を明確にする

このProblem(問題提起)では、読者の直面している問題を明確にします。

問題や探している答えがわからず、悩みに気付いていない読者もいます。

そこで、分かりやすく「この記事は、こんなお悩みを解決します」と冒頭で伝えましょう。

小島

この記事の場合、悩みは「アフィリエイトリンクがクリックされない」というものですね。

Web記事の場合、ふきだしや箇条書きなどで、視覚的に分かりやすく提示するとより効果的です。

例えば

  • 仕事や育児が忙しくて食事の支度が大変!
  • 時間のやりくりが下手でいつも残業ばかり…

買い手の悩みを明確化し「この記事は自分に関係している」と思わせることが大切です。

【Affinity(親近感)】読者に寄り添う

同じ考え・同じ悩みを持っている相手には、親近感を持ちやすいです。

そこで、読者と同じ悩みを持っていることをアピールします。

例えば

私も昔は仕事が時間内に終わっていませんでした。
いつも残業をして毎日クタクタ。
大好きだった趣味もできず、仕事中心の生活に、自分というものを見失っていました。

私も毎日忙しく、夕飯の献立を考えるのがお手上げなんです。
ワーママが料理をしっかりやっているSNSを見ると、すごく落ち込むんですよ。

Affinity(親近感)では、同じ経験や考え方を持つ者として、読者に深く寄り添うのが狙いです。

大切なのは「読者が親近感を得る」ということ。

小島

書き手である自分が読者に共感する・親近感を得る」ということではないことに注意してくださいね。

読者の気持ちを代弁し「悩んでいるのは自分だけではない」「この人は私の気持ちをわかってくれている」と思わせましょう。

【Solution(解決策)】解決策を出す

Solution(解決策)では、問題を解決できる方法があることを読者に伝えます

問題が解決し、未来が望み通りになることを期待させましょう。

例えば

そんなときに活躍するのがミールキット!
最近では多くの食品メーカーが手早く調理できるミールキットを展開しています。

ミールキットとは…
ミールキットとは、献立や主菜を調理する具材がひとまとめになった食材セットのこと。
下ごしらえや野菜カットなどが済んでおり、焼くだけ・炒めるだけ!というものも多いです。


献立を毎日考えるのも面倒ですよね。
でもこれなら、手間もなく10分で夕食が仕上がるので、忙しいママにはピッタリです。

しかも冷凍食品と違って「ちゃんと作ってる」感も出ます!

悩みを解消するには「この商品を使えばうまくいく」と読者の心を動かす提案をしましょう。

【Offer(提案)】具体的に提案する

ここでようやく商品名を用いた具体的な提案を行います。

P/A/Sの過程を飛ばし、いきなりOffer(提案)をしても商品は売れません。

読者に「解決法」にぴったりの商品があることを、しっかりアピールしましょう。

例えば

そこでおすすめなのが、○○宅配です!
通常3000円/月掛かるところが、サンプルモニターだと1980円で2か月お試しできます。

やはり味や使用頻度は気になるもの。
それが1食あたり300円で2か月試せるなら、すごくお得ですよね♪
さらに返金保証付きなので、気に入らなければ返金できるから安心です。

商品のメリットや特徴・体験談を紹介することにより「試してみようかな」と、読者に思わせることができたら成功です。

小島

もちろんアフィリエイトの成果条件をしっかりチェックしてくださいね。
例文の場合「サンプルモニター申込み」が成果条件です。

【Narrowingdown(絞込)】条件を絞り緊急性を上げる

P/A/S/Oの過程で、読者に「商品が必要だ」と認識させたら次のNarrowingdown(絞込)に進みます。

小島

今行動を開始したほうがお得!と、アフィリエイトリンクを踏んでもらえるようにしましょう

人は理由がないとなかなか行動に移せません。

ここでは、緊急に行動しなければならない理由を挙げます。

  • 期限付きのキャンペーン
  • 紹介コード
  • 限定人数    など

例えば

初回限定で、先着100名様に限り○○産メロンが付きます!

7月末までの申込で、入会料免除!

アフィリエイト提携をしている企業やサービスの情報を随時確認し、定期的に記事の更新をすると効果的です。

【Action(行動)】行動を後押しする

最後にAction(行動)で、しっかり読者の行動を後押しします。

具体的には

  • 商品のアフィリエイトボタン/購入リンクを設置
  • 紹介者コードを記載
  • メルマガやLINE登録のオプトイン(登録)ページへの誘導
  • お問い合わせフォームの設置 など

また、読者に明るい未来を想像させ、行動に踏み出させる文章を書き添えるのも効果的です。

例えば

この○○宅配を利用すれば、夕食準備の時間が憂鬱ではなくなります。
心と時間の余裕が生まれ、その分、家族に向き合うゆとりが増えるんです。

特に夕食準備の時間って、子どもが学校のできごとを楽しそうに話す時間でもありますよね。
今までは子どもに「後でね」なんて言ってましたが……それももうおしまい!

ぜひこのミールキット宅配をお試ししてみてくださいね。

\サンプルモニターは2か月たったの1,980円╱

以上が新PASONAの法則です。

法則を知らなくても、もう実践している部分はあるのではないでしょうか?

読者の心に刺さる訴求力が高い記事のため、ぜひ今一度見直してみてくださいね。

旧PASONA法則と新PASONAの法則の違いは?

PASONAの法則のセールスライティングは、新旧2種類あります。

旧は1999年に作られましたが、時代の流れにより2016年に新版として書き換えられました。

旧・PASONAの法則の内容はこちら

  • Problem(問題提起)
  • Agitation(問題をあぶり立てる)
  • SOlution(解決策の提示)
  • Narrow Down(絞り込み)
  • Action(行動)

緑マーカーが新PASONAの法則と異なる部分です。

Agitation(問題をあぶり立てる)

新旧PASONAの法則で大きく異なるのは、2番目のAgitation(あぶり立てる)がAffinity(親近感)に変更されている点です。

Agitation(問題をあぶり立てる)では、読者の持つ悩みや問題を強調し具体的に想像させます。

例えば

成長期の子どもには、栄養たっぷりの食事が大切です。
でも、張り切り過ぎて子どもの声を「無視」していませんか?

「お母さん、学校でね…」と話しかけた子どもに「はいはい、後でね」と言って…気が付いたらそのまま
結局その日なにがあったのか聞けず、そのような日々が続き、やがて子どももなにも言わなくなり…。

PASONAの法則では、問題をさらに強調し読者に「このままだと望まぬ未来になる」と予見させます。

小島

「このままだと…」と不安を煽る戦法ですね。

現在では不安にさせるよりも、親近感を感じさせる方が重要視されています。
(が、もちろん「問題をあぶり立てる」方法も効果的ではあります)

Solution(解決策の提示)

旧PASONAではSolutionでSOでを表すのに対し、新PASONAではSとOが別々になりOffer(提案)が追加されました。

解決策を提示するだけでなく、さらに具体的な商品のメリットや特徴を紹介することで訴求力を上げる方向性です。

現在は、時代の変化に合わせて作り変えられた新PASONAの法則の方がしっくりきます。

とはいえ、紹介するサービスや商品によっては旧PASONAの法則を使う方が効果的な場合もあるでしょう。

臨機応変に使い分けることで、アフィリエイト記事の訴求力を上げ、購入してもらえる記事を書くことができます。

小島

ちなみにこの記事では分かりやすいように「旧」と付けていますが、一般的には付きません。
普通は「PASONAの法則」と言えば1999年に提唱されたものを指します。

新PASONAの法則との違いを確認して使い分けをしましょう♪

新パソナ(新PASONA)の法則でアフィリエイト記事の訴求力を上げよう!

セールスライティングのテクニックのひとつである新PASONAの法則。

この法則の型・流れに沿ってアフィリエイトリンクを貼った記事の訴求力を上げ、読者に消費を促していきましょう!

PーProblem(問題)
AーAffinity(親近感)
SーSolution(解決策)
OーOffer(提案)
NーNarrowingdown(絞込)
AーAction(行動)

また、新PASONAの法則だけではなく、その前のPASONAの法則もしっかり覚えておきましょう!

小島

どちらが良いのか考えて、臨機応変に使い分けてみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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