!読む前のご注意!
この記事は1日40分×3日(120分)でどこまで執筆できるか挑戦したチャレンジ結果です。
(アイキャッチや記事内画像は別途20分ほど)
そのため記事が未完成の場合もあります。
チャレンジ企画についてはこちらをどうぞ。
トレーディングカードが高く売買されること、ご存知ですか?
最近のニュースですと、人気Youtuberのヒカキンさんが5000万円するポケモンカードを購入したことでも話題になりました。
トレーディングカードはゲームのツールとして使われるだけでなく、そこに描かれたイラストが人気で、コレクターも多いです。
偶然に手に入れた数百円のカードが、数年後に数万円の価値を持つかもしれないのです。

でも、カードの傷や汚れがあったら、価値は下がっちゃうわよね



そうなんです。カードの「美品さ」は人によって異なり、いざ大金をはたいても汚れたカードだったら、本当に残念ですね。
そこで、カードの売買では真贋鑑定やカードの美しさを保障するサービスが必要です。
そのサービスのひとつがPSA鑑定。
先ほど例に挙げたヒカキンさん購入のポケモンカードもPSAで鑑定・保証されたカードです。
この記事では、そんなPSA鑑定の基本知識と利用方法を紹介します。
持っているカードの価値を高めたい人には必見の内容です。
カードをPSA鑑定ってそもそもなに?送る意味は?


PSAとは「Professional Sports Authenticator」の略で、アメリカに本社を置く、トレーディングカードの真贋鑑定や状態の価値を判断するサービス会社です。



カードの状態や美しさを鑑定しレベル分けすることを「グレーディング」と呼びます。
第三者にグレーディングしてもらうことで、カードの品質が保証されるため、安心して売買することができます。
PSAでは真偽鑑定やカードの「きれいさ」が判定された後、特別なケースに入れられます。
PSA特殊ホルダー
- グレーディング情報や識別証明番号が表示された硬質ケースで、カードの品質を保存する。
- 超音波溶接により、一度開けたら再溶接はできない。
- 識別証明番号をPSAサイトPSAcard.co.jp/certで調べれば、そのカードが本当にグレーディングされたものか確認できる。



中身のカードの差し替えができないから、カードの品質が保証されるのね!
これなら、ネットで買うのも安心ね。
持っているカードをPSA鑑定に出してみよう!


PSA鑑定がされると、カードに「品質保証」という付加価値が生まれます。
しかし鑑定に出すにはいくつかのステップを踏む必要があります。
ここでは実際に発送の手順を見ていきましょう。
送るために必要な道具と費用
まずは送るために必要な道具があります。
その用途とそれぞれに掛かる費用を紹介します。
必要な道具
【鑑定に出すカード】
どのカードを査定に出そうか、ワクワクドキドキ一番楽しい作業です。
鑑定結果が高くなるように、カードの状態をしっかり確認して選別しましょう。
【スリーブ】
カードを入れる透明の袋です。
ハードではなく両面透明のソフトタイプを用意しましょう。
100枚で200円ほどです。
【硬質ケース】
PSAではカードセイバー1(Card Saver 1)を推奨しています。
片側が硬質なケースで、50枚で2,000円ほど。
カードセイバー1がなければ、厚いカードまたは硬いアクリル製のワンタッチマグネットホルダーでも代替可能です。
【ラベル紙片】
ケースに貼るカード情報を記載するラベルです。
100均などで大量に購入できます。
【ダンボール紙】
PSAに送る際に、カードが折れないように保護するために必要です。
送る枚数にもよりますが、大きくなくても大丈夫。
カードよりも大きめにカットして使います。



ちなみに、100均にもちょうどよいダンボールが売っていました。
カードを2枚平置きしてちょうどよいサイズでした。
【輪ゴム】
ダンボール紙とダンボール紙の間にカードを挟むときに、輪ゴムを複数使います。
テープを使って止めると開封時にカードが傷つく恐れがあるためです。
十分に用意しましょう。
【緩衝材(プチプチなど)】
カードを保護するためのプチプチシートが必要です。
送るカード枚数により必要数が変わります。
こちらも100均で売っています。
【送付用ダンボール】
カードをPSAに送るためのダンボール箱です。
プチプチなどを巻くたため、かなり厚みが増しています。
余裕を持ったサイズを準備しましょう。
自宅にあるダンボールでもオーケーですが、100均やコンビニなどでも購入できます。
鑑定に掛かる費用
PSAに送付する代金とは別に、鑑定費用とアメリカ本社に送る送料が掛かります。
鑑定費用
分類 | 申告価格(1枚につき) | 鑑定費用(1枚につき) |
レギュラー | ¥1~¥50,000 | 3,300円 |
XP | ¥50,001~¥250,000 | 6,600円 |
スーパーXP | ¥250,001~¥1,000,000 | 27,500円 |
プレミアム1 | ¥1,000,001~¥2,500,000 | 110,000円 |
psaにカードを送る手順
ここからは、実際にカードをpsaに送る手順を紹介します。
きちんとルールに則らなければ、鑑定を受け付けてもらえない可能性もあります。



ちなみに日本支社のオフィス移転に伴い、期間内に到着しなかったカードは着払いで送り返されます。
しっかり梱包や手順を守りましょう。
1.カードを梱包
カードをしっかり梱包しましょう。
スリーブやケースに入れる場合は、カードを傷付けないように気をつけてくださいね。
スリーブやケースからカードを取り出しやすいようにふせんを貼ったりする行為は鑑定に影響します。
余計なひと手間はしないようにしましょう。
2.申込書を作成
申込書を公式サイトから印刷します。
記入例を見ながら、自分の情報やカードについて入力しましょう。
申込番号が自動的に印字されるため、しっかり番号を確認しましょう。
ラベル作成
カードに貼るラベルを作成します。
ラベルに記載する情報はこちらのふたつです。
- 申込番号
- 申込書の何番目のカードか
手書きの場合が多いと思いますが、書き間違えをしないように注意しましょう。
3.psaへ発送
さっそくPSA日本支社に発送しましょう!
鑑定を依頼するカードは、日本支社からアメリカに送られてグレーディングされます。
日本支社の送付先住所
住所:
〒103-0027
東京都中央区日本橋2-1-3
アーバンネット日本橋二丁目ビル
エキスパートオフィス東京10階
PSA御中
ただし、PSA日本支社は2022年末にオフィス移転を予定しています。
そのため2022年の鑑定は10/7まで必着となっています。
4.鑑定待ち
鑑定には時間が掛かります。
カードがPSA日本支社に到着し受付がされると、メールが届きます。
鑑定が終わり、返却されるまで8ヶ月ほど掛かります。
5.料金確認と支払い
残念なことに、支払い方法はPaypayでの決済のみとなります。
鑑定後にアメリカから日本支社にカードが届いた時点で、登録のメールアドレスに支払い請求が届きます
Paypayは事前に登録が必要なため、余裕を持って手続きをしておきましょう。
まとめ
トレーディングカードは傷つきやすく、写真ではなかなか状態の良し悪しがわかりません。
そこで第三者機関で品質を保証してもらうことにより、正しい価値を伝えることができます。



価値がわかることによるメリットは大きいわね!
PSAでの最高ランク10を取得すれば、無鑑定のカードの数倍~数十倍の価値が付きます。
ネットでの売買が増えていくことで、ますます「鑑定による品質保証」の需要は高まっていくと考えられます。
ぜひあなたもカードのグレーディングを考えてみてくださいね♪
最後までご覧いただきありがとうございました。