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【練習】著作権とは?引用するときは引用方法をきちんと守らないと訴えられる?

!読む前のご注意!

この記事は1日40分×3日(120分)でどこまで執筆できるか挑戦したチャレンジ結果です。
(アイキャッチや記事内画像は別途20分ほど)

そのため記事が未完成の場合もあります。

チャレンジ企画についてはこちらをどうぞ。

近年は著作権侵害に関するニュースが多くなってきました。

そこでこの記事ではWEB記事を執筆するときやブログを運営する際に覚えておきたい著作権の考え方とルールを紹介します。

しっかりと引用方法を守って、読者に有益な情報を与えられる記事を執筆しましょう♪

目次

著作権とは?引用をすれば問題はないの?

著作権は多くの作品や創作物に生じる権利のため、あまりにもカバーする範囲が広すぎます。

そのため、学び始めるとその情報量にびっくりすることも。

ここでは著作権の基本的な考え方や「引用」について紹介します。

そもそも著作権とは?

著作権とは知的財産権のひとつで、作品を創作した人が有する権利のことです。

著作権を持つ人(または団体など)がその創作物に対して「どうするか」を決めることができます。

著作権は著作権法により保護されており、創作された時点で自動的に著作権が発生します。

小島

手続きや申請を必要とせず権利が発生し、権利者の没後70年まで保護されますよ。

著作権の考え方は日本独自のものではなく、世界的に共通化が図られています。

そのため「海外の作品だから著作権を考えなくてもよい」という考えは通用しません。

国内外どこの国の作品であろうと、しっかりとルールや権利を守るようにしましょう。

著作権が生じないものは?

著作権は創作されると自動的に生じますが、中にはその権利が発生しない例外もあります。

著作権が生じないもの

  • 著作権保護の期間が過ぎたもの:創作主の死後70年後
  • 歴史や情報の事実そのもの
  • アイディアや方法

「歴史や情報の事実そのもの」や「アイディア」は著作権保護の対象になりません。

しかし、それを解説したニュース記事や文章などには著作権が発生します。

小島

数式や科学の実験方法など、解答に至るアイディアにも、著作権は発生しません。

引用とは?

著作権があっても自分のブログやコンテンツで他社の作品を紹介することができます。

それは「引用」という方法です。

引用をすれば、著作権を持つ文章を表示させることができます。

しかしこれは所定のルールを持って行われます。

小島

次の章で詳しく紹介しますね

どの範囲なら引用OK?

著作権が発生する作品でも自分のブログや文章の間に表示させることができるのが「引用」です。

強力で使いやすいですが、利用には厳しいルールを守る必要があります。

引用するときの4つのルール

ここでは著作物を引用するときの4つのルールを紹介します。

1.他人の著作物を引用する必然性があること

「引用」で大切なことは、引用する必要があるかないか…ということです。

例えば、本文とまったく関係ない画像を貼って「引用」とすることは正しくありません。

自分の文章や記事を構築する上で、必要な場合のみ文章や画像・動画などを引用しましょう。

小島

例えば書籍紹介のときに表紙画像をAmazonから引用している記事も多いですね。

2.自分の著作物と引用部分とが区別されていること

「引用」は著作権で保護されている文章や写真を掲載できます。

このとき、引用した部分が「引用されている」としっかりわかるように表示させます。

どれが自分のコンテンツで、どれが借り物のコンテンツかわかるようにするのね!

基本的には引用マーク(“ ”)を使いますが、カギかっこや斜め文字・段落を下げるなどの方法でもOKです。

3.自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること

引用する場合、引用を入れるコンテンツの量は引用する内容よりもボリュームがあることが好ましいです。

あくまでも自分の作っているコンテンツがメインであり、引用する情報はその補足にすぎません。

しっかりと自分のオリジナル部分のボリュームを確認しましょう。

小島

たまにレビューなどの引用が大部分を占める記事もありますね。
その場合はコピーコンテンツだと検索エンジンに判断されやすくなってしまうので、その点でも注意しましょう。

4.出所の明示がなされていること

「引用」で大切なことは「誰のコンテンツか」ということです。

文章を引用する場合、基本的には引用マーク(””)を使って引用元の情報を表示させます。

また、画像や写真などの場合は、画像下に引用元のページをURLなどと一緒に表示させます。

5.引用内容を変更/改ざんしない

引用をする場合は内容に手を加えることはできません。

例えば画像を加工したり、文章を変更することは「引用」では避けましょう。

どうしても変更を加えたいときは「参考」とする方法も。

例えばデータをグラフに変えたときに「参考:○○調べ」と表記する場合もあります。

具体的な例

それでは引用方法の具体的な例を紹介します。

引用における注意事項
 他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。

(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)
               

引用:著作物が自由に使える場合 | 文化庁 (bunka.go.jp)

著作権を侵害するとどうなる?

引用表記をせずに他人の著作物を使用すると、盗作(コピーコンテンツ)となります。

特にWEB記事の場合は、簡単に盗作したかどうかが分かってしまいます。

「権利を侵害している」と判断された場合、どうなるのでしょうか?

決して軽くはない処罰が待っています。

1.損害賠償を請求されるリスクがある

著作権を侵害すると、損害賠償を請求される可能性があります。

2.罰則を科されるリスクがある

著作権侵害は親告罪のため、告訴がなければその罪を提訴することができない犯罪です。
(逆に言うと、告訴があると罪に問われる)

著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害した者は、3年以下の懲役・300万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

まとめ:著作権とは?引用するときは引用方法をきちんと守ろう!

著作権とは、誰かがなにかを創作したときに生じる権利のことです。

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